カスタムソケットについて

カスタムソケットとは目的に合わせてカスタマイズしたオリジナルのソケットのことですが、そもそもソケットという言葉があまり一般的ではないかもしれません。これは二つあるいはそれ以上の器具や部品などを接続するためのものです。カスタムソケットは、電化製品に対して用いられることが多く、例えば何らかの電気機器とケーブルなどをつなぎたいと思った際、両者が規格通りであれば接続に問題はありませんが、そのままではお互いに接続できないようになっている場合も結構あります。そのような場合に、規格を揃えて互いに接続できるようにしたものがソケットであり、既製品そのままではなくオリジナルであった場合にはカスタムソケットということになるわけです。

このように電化製品に用いられることが多い用語ではありますが、本来の意味からすれば別に電気機器とは何の関係がなくても可能性はあります。工具類などがその例になりますが、ドライバーの中には、手で握る柄の部分と、ネジに当てて用いる先端部分とが分離式になっているものがあったりします。差し込み型にしておくことで、先端部分さえ必要なものを用意しておけば柄は1本だけで十分に役割を果たすことができるためですが、この接続部分についてもある意味でソケットになっていると言えます。そこで、例えば握りやすくするためとか、あるいは単に見栄えだけの問題でも構いませんが、オリジナルで作ればカスタムソケットになります。